8月9・10日は妙心寺のお精霊迎えがあります。
お精霊迎えのことを、
こちらでは「おしょうらいさん」と言います。
お盆になるとご先祖様が私たちのところへ帰ってこられるので、
迷子にならないように、
お精霊迎えの時だけつける「迎え鐘」をついて合図をします。
蝋燭を灯したり、手描きの灯篭に明りが灯され幻想的な雰囲気です。
今、私たちが存在しているのもご先祖様がいらっしゃったからこそですね。
感謝の気持ちを込めてお迎えしたいと思います。
法堂の天井には重要文化財に指定されている狩野探幽の『雲龍図』があります。
八方睨みの龍といわれ どの角度からみても睨まれているようで迫力があります。
この日は雲龍図の木版彫りの限定ご朱印もだされるそうです。